Travel Diary(2010.May) Part3


寝台列車内へ。今回はどんな部屋かなあ。
リュックが置いてある台の蓋を上げると洗面台に!チョコパンとミネラルウォーター付きも嬉しい。
11時間かけて早朝7時にポーランド、クラクフへ到着。
早速町の散策へ。旧市街は古い建物が残っていて古都の雰囲気が漂います。クラクフ気に入りました。
ビール(PIWOくん?)が宣伝中。
週末は郊外の蚤の市へ。
規模はでかいがう〜ん、、、ヤバイこの雰囲気。手前は電化製品や日用品が並んでいます。奥に行くと骨董品や古道具のホールがあり一安心。なんだかハンガリーのペーチの蚤の市を思い出しました。紙モノ、きのこモノ、食器などを仕入れました。
一際目立っていたディスプレイ。
おじさんにこの車の写真撮ってもいい?と聞くとおじさんも一緒に撮ってくれと入ってきました。ポーランド語は分かりませんが、どこから来たの?と聞かれなんとなく会話が成立。
ここのトラム停留所はなかなかいい雰囲気です。ここから町に戻ります。
ポーランドで大洪水があり、クラクフも一部橋が決壊した為、トラムの路線がぐちゃぐちゃになっていました。市内まで何番のトラムに乗ったらいいのかタバコ屋さんで聞いています。指差し会話と地球の歩き方が大活躍。
量り売りのお菓子屋さんを発見。
美味しそうだったので買ってみることに。後ろに並んでいたおばさんが買い方を教えてくれて、店の方に味見をさせてあげてと頼んでくれてとっても親切な方でした。ポーランドの人たちはみんな優しくて温かいです。
それで買ったのがこちら。昔の駄菓子屋さんに売っていた素朴な味、懐かしい味がします。
駅で美味しそうなものを売っているおばさんがいたので聞いてみるとスモークチーズでした。試しにひとつ買ってみることに。おばさんはザコパネという地方から行商に来ていてポーランドの名物だそう。その日はワインを買ってこれをつまみに堪能しました。濃厚ですごくお酒と合います。
週末は蚤の市巡り。
期待して朝早く出かけましたが、日用品や衣料品ばかりでちょっとがっかり。すぐに退散して別の蚤の市へ。
やっと蚤の市らしい?蚤の市へ。
期待していたロシアものがけっこう見つかりました。おじさん率高し。
流れに沿って歩くだけでも大変。この日はとにかく人が多かった。
いい匂いに釣られて到着したらやっぱりこれか!
炭火焼きだったので美味かった。気さくなおじさんも良かったです。
ジャンクもの、食器類など物色中。
蚤の市の帰りにカワイイ三輪車を押しているママさんに遭遇。写真を撮らせてもらいました。
ポーランドの戦利品の一部。
平日は切手屋、古本屋、古道具屋を探してマッチラベルなどの紙モノをゲット。
郵便局へ。ポーランドから日本までどれくらいで着くのかわかりません。ベテランのおばさんが手際良くやってくれてスムーズに出すことができて一安心。郵便ボックスもカワイイ。
駅構内の公衆電話。レトロポップがいい感じ。
スーパーで見つけたお菓子。
またジャケ買いしちゃった。
ビールの種類も豊富でどれにしようか迷います。お気に入りのビールは民族衣装を着た男女のラベル目印のZYWIEC。
ポーランド料理で有名なジューレックというスープ。発酵したライ麦を使用した、少し酸味あってソーセージかゆで卵のどちらかを選ぶことができます。お味噌汁みたいな味で日本人の口にも合うかも?
時間ができたので、クラクフからバスで1時間半かけて人類の負の遺産、アウシュヴィッツ(オシフィエンチム)へ。早速「働けば自由になる」という収容所の入口の門をくぐって中に入ります。このBの文字は上下逆さまに作られていて、収容者たちのせめてもの抵抗の証だと言われているそうです。
強制収容所の棟も一部見ることができます。ガス室や餓死室、銃殺用の壁、一室が髪の毛で埋め尽くされていたり、靴、トランク、義足など全て一室ごとに山積みに展示されていました。感慨深いものがあります。歴史を繰り返さない為に目に焼き付けておくことも大切だと感じました。
アウシュヴィッツから2km離れたビルケナウへ。アウシュヴィッツよりもさらに大規模な強制収容所があり、トイレ室も見学できます。
ここは映画「シンドラーのリスト」さながら。
リアルな光景が広がり、胸にぐっとくるものがあります。死のゲートをくぐると線路の引き込み線があり広大な敷地内へと続き、終着点には各国の石碑がありました。いろいろな意味でここも見ておいて良かったと思いました。
クラクフ・パリツェ空港を後に買い付けの旅が終了。乗り継ぎのフランクフルトでは指揮者をしている日本人の方と楽しくお話させて頂いたり、機内では座席を無理言って変わって下さった旅好きな心優しい方、共にクロアチアからのお帰りで、興味深いお話が聞けて良かったです。機会があれば行ってみたい国がまた一つ増えました。旅は一期一会だと思います。今回もいろいろな方との出会いが旅を楽しくさせてくれました。旅先で出会った素敵な雑貨たちをまた見てやってください。Na razie!
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